映画「坡州」を見た

“「ミステリー+愛憎」みたいな話かと思ったら、だいぶ違いました。
ストーリーもミステリー仕立てといえないこともないけど、語り口そのものが謎めいているのです。
ウンモとジュンシクの間に最初からストレートな恋愛関係が示唆されていたわけではなく、愛憎と葛藤が常につきまとっていた。
ラストも決して一つの結末を示すものではなく、すかっとした解決はない。
ミエとウンモがバイクで走り去る姿はある種の爽快感を与えはするけれど、苦みを伴ったもの。霧に包まれた坡州を舞台に選んだのも象徴的。
見終わった直後、あれは・・・こういうことだったのかな・・・と、ずっと謎解きを引きずりましたもの。だから、より深く背景を知りたくてパンフも買ったんだけど。
見る人によってとらえ方がすごく違うんでしょうねえ。
「何が何だかわからない!!」という映画は困りますけど、ある程度、わかりやすさを犠牲にして、見る人に考えさせようとする演出は好きです。
隠された意味を確かめたくて、もう一度見たくなってしまうような。
「ミスにんじん」に出ていたソ・ウが、10代の中学生から20代の現在までをみごとに演じていました。目ヂカラがありますよね。イ・ソンギュンは、映画やドラマで人気の俳優らしいけど、私は初めて見ました。 ”

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